ラファエル チャンネル登録者数の推移
どうも、YouTuber分析家のヒトミです。
今回は、時給No.1YouTuberことラファエルさんの成功の軌跡を辿ってみたいと思います。
さて、まずはラファエルさんのチャンネル登録者数の推移を辿ってみましょう。
ラファエルさんは、YouTube規約改定によるルール違反が響いてアカウントBANになっているんですね。
2017/4/21 チャンネル登録者数100万人突破
2019/1/22 チャンネル登録者数200万人超えのラファエルチャンネルがBAN・サブチャンネルを改変し再始動
2019/6/22現在 チャンネル登録者数115万人
ラファエルさんはなぜ伸びたのか?

さて、アカウントBANもあり波乱万丈なラファエルさんですが、そもそものチャンネル登録者数が伸びた原因は何処にあるのでしょうか?私は以下のように考えています。
- 二足のわらじを履いている
- スーパーマンブランディング
- ターゲットを明確に絞った戦略
もともと自衛隊でサラリーマンを経験しているという経歴から、ビジネスマンとしての戦略が伺えますね。一つずつ見ていきましょう。
- 二足のわらじを履いている
ラファエルさんの経歴は「自衛隊→サラリーマン→YouTuber」です。サラリーマン時代にはネイルサロンの経営など複数のビジネスを行っていた時期もありますが、大まかな流れとしては上記の通りですね。
YouTuberを始めた時に、「サラリーマンYouTuber」の異名も持っていたように、二足のわらじを履いている人というのはそれだけで「多くのことをこなせる能力がある人」と見られがちです。
ラファエルさん自身も二足のわらじを履くことを動画内で勧めていたりしますね。
- スーパーマンブランディング
ラファエルさんは、日本のYouTuberの中で最も能力値が高いです。まず、これだけは主観として伝えておきますね。
身体能力、企画構成能力、法人経営ノウハウ、マーケティング、リスクリターン、潮流を掴み取る力、コラボレーションの有効活用、各種芸能人とのコネクション、将来店舗経営をする戦略・・・
などなど、あげればキリがないのですが、これらの能力を自ら動画内でもアピールして視聴者に刷り込んでいますよね。この「自分はすごい」というブランディング方法が成功した人物と言っていいでしょう。
- ターゲットを明確に絞った戦略
「男性サラリーマン」が明確なターゲットです。昔はエロ系なんかも触れていましたが、アカウントが停止になってからはピンクネタは除外されていますね。
「サラリーマンが憧れる能力や姿」を全面位押し出すことで、「現実逃避+刺激になる」の二面性をうまく引き出しているYouTuberだと思います。
例えば、下記の動画なんかモロに「金持ちの道楽」という点でサラリーマンが見たいと思う要素が詰まっていますよね。
ラファエルさんの動画に隠されたテクニック
そんなラファエルさんですが、アップロードされた動画には「数字を取る」という面において恐ろしいほどの仕掛けがされています。
- 連鎖する挨拶
- テレビを意識した構成
- 「ヤラセ」の理解
ビジネスマンの経験を生かして、ネットメディアというよりもむしろテレビに近い戦略を取っているラファエルさん。順番に解説します。
- 連鎖する挨拶
ラファエルさんは冒頭の挨拶で「はいどうも皆さんこんにちは!新橋にいるサラリーマン大体〜〜」などの風刺小ネタをいうというスタイルを取っています。
もうお分かりですね。「他の動画の挨拶も見てみたくなる」という仕掛けです。
これ以上の説明は不要だと思いますが。このアイデアを実践しているのは多くのYouTuberのなかでラファエルさんがパイオニアになっていることは間違いありません。
- テレビを意識した構成
まず第一に、動画の質を4Kにしています。近年ではテレビでYouTubeを見るという人も少なくないということから、テレビサイズに合わせても画質が落ちないような「ストレス軽減」の仕掛けを行なっているんですね。
加えて冒頭15秒で動画の説明をサマリーする、次回予告を入れる、右上左上のテーマを動画中のシーンに合わせて変更するなど、とにかく「テレビから学んだ」構成をフルに取り入れているのがわかりますね。
芸能関係の知り合いが多いこともこのようなテクニックに直結している可能性があると思います。
- 「ヤラセ」の理解
ラファエルさん本人やシバターさんも公言していますが、ラファエルさんの「ドッキリネタ」はほぼ全てヤラセです。なぜヤラセなのかの理由を明示しますね。
ちなみにいつもドッキリに出てくるヒカルさんの分析はこちらから↓↓↓
「オフモードは声が違う」「いつもきっちり隠しカメラの画角内にいる」「不自然なマネージャーへの接し方」これです。
「オフモードは声が違う」とは、ラファエルさんの画面外での声を聞いたことがある人にしかわからないと思いますが、とにかく穏やかで覇気がない声をしています。あんなにハキハキ喋ることはないですね。
「隠しカメラの画角にいる」とは、文字通りです。というか、隠しカメラの場所なんて分かりますからね、普通。
「不自然なマネージャーへの接し方」とは、コンビニ行ってくるわ、などに代表される「明らかに一人の時間を作っている」というものです。日中のコアタイムにあのスウェットでコンビニに行くはずありませんよね。
まとめ:既存ビジネスから学べ!
ラファエルさんの成功の軌跡を分析してきましたが、「やりたいことを思いっきりやる」というYouTuberのスタンスとはかけ離れた、ビジネス戦略としての一面が見えています。
YouTubeという垣根にとらわれず、様々なメディアから数字を分析してきたラファエルさんだからこそ取れる戦略でしょう。
「気持ちいいほど知らないフリ」が、ラファエルさんから学ぶ言葉ですね。
それでは。
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