北の打ち師達 チャンネル登録者数の推移
どうも、YouTuber分析家のヒトミです。
今回は、イケメンオタ芸YouTuberこと北の打ち師達さんの成功の軌跡を辿ってみたいと思います。
さて、まずは北の打ち師達さんのチャンネル登録者数の推移を辿ってみましょう。
2010/11/5 北の打ち師達 チャンネル開設
2018/4/30 チャンネル登録者数50万人突破
2019/3/27 チャンネル登録者数100万人突破
Youtubeチャンネル開始から8年半、ついに念願の登録者数100万人を達成しましたね。本格活動からは4年といったところですが。
北の打ち師達さんはなぜ伸びたのか?
さて、そんな北の打ち師達さんですが、なぜこんなにもチャンネル登録者数が伸びたのでしょうか?私は以下のように考えています。
- 有名曲を取り扱っているためSEOに強い
- 編集技術がずば抜けて高い
- 程よい距離感のアイドル
一つずつ見ていきます。
- 有名曲を取り扱っているためSEOに強い
北の打ち師達さんは、「Butter-Fly(デジモンアドベンチャー)や「恋ダンス(逃げ恥)」、「前前前世(君の名は)」などの超有名曲のヲタ芸を踊っています。
これらの有名曲は時事ネタに敏感な新規層をたやすく取り込むことができるため、非常に有効な戦略として機能しています。
また、ダンス系YouTuberのもう一つのメリットとして「練習のために何回も見る」ということが挙げられますので、少ない視聴者でも多くの再生回数を稼ぎやすいというのが実態となっています。
- 編集技術がずば抜けて高い
恐らく日本のYouTuberの中ではダントツの編集技術を持っていると言っても過言ではないでしょう。
それらの編集技術はテレビから参考にしたものを自分で具現化していたり、なんども回数を重ねるような手間のかかる編集で実現していたりと様々です。
コメント欄でも、「編集の北打ち」などと称されるほどに、北の打ち師達さんの編集技術というものはずば抜けています。
- 程よい距離感のアイドル
北の打ち師達さんはもともと明治大学の大学生で、「ちょっと頭が良くてイケメンの、いわゆるイケてる大学生」とも呼ばれていました。

現在は大学を卒業し、UUUM所属のクリエイターとして一本で活動を続けているみたいですね。
その「気取らない大学生」感がとても謙虚で、他のYouTuberとコラボした際も決して強く出ないというのが北の打ち師達さんの一つのキャラクターとしてヒット要因を支えています。
北の打ち師達さんの動画に隠されたテクニック
そんな北の打ち師達さんですが、勿論これだけの数字をあげているのにはきちんとした戦略があります。
「恵まれている」と捉えることもできますが、「最小限のマーケット戦略で最大の成果を挙げている」というのが私の分析です。
- インターネット視聴層に合わせたコンテンツ
- コーチング動画
- 独自シリーズの開発
、順番に解説します。
- インターネット視聴層に合わせたコンテンツ
「ヲタ芸」ってそもそもどんなイメージを持つでしょうか?
そう、「ヲタク」の「芸」ですよね。今でこそ様々な人に踊られてきましたが、ヲタ芸が流行りだした当初はまだヲタクの踊りとして一部敬遠されている時代もありました。
しかしながら、ヲタクの方達は非常に努力熱心で、踊りを完璧に覚えることをマストに考えているため、インターネットで血眼になって踊りを探していると言った時代があったんですね。
そんな「インターネットをよく見る層」と「YouTubeでのヲタ芸動画」は非常に相性が良かったんですね。
趣味として始めたヲタ芸も、立派なマーケット戦略として成立していたんです。
似たような戦略にゲーム実況がありますので、参考にどうぞ↓↓
- コーチング動画
北の打ち師達さんはヲタ芸動画を「アーティスト」として表現しているだけでなく、「コーチング」としても表現しています。
言い換えれば、自分たちの技術の高さに自己陶酔するのみならず、それを一般大衆にきちんと広めるためのコーチング動画も徹底しているということです。
- 独自シリーズの開発
「侵入中」がその際たる例です。この「侵入中」というテーマは、他のYouTuberの家に勝手に隠れ、そのYouTuberに気づかれないまま24時間生活するというものです。
これって「逃走中」がモチーフになっていて、編集も逃走中を意識。しかもどのYouTuberとのコラボでも使えるネタで、かつ誰でも真似していいコンセプト。
しかも動画時間は長く、2,3本で合計1時間程度ならネタ量産可能。極めつけはローコストで撮影できる。
ね、「侵入中」素晴らしいでしょう?
まとめ:パイオニアになれ!
北の打ち師達さんの成功の軌跡を分析してきましたが、「再生数を効率よく稼ぐための仕掛け」が豊富にあるというのが結論です。
「インターネットをよく使う人が実はこっそり調べている動画」って、他にもあると思うんですよね。日常の中にキーワードがたくさん隠れていると思います。
「コーチングとしてやり方を教えるまでがYouTuber」が、北の打ち師達さんから学ぶ言葉ですね。
それでは。
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