どうも、YouTuber分析家のヒトミです。
今回は、「必要な編集、不要な編集」の境目について解説していきたいと思います。
恐らくクリエイターとして、YouTubeを含む動画編集に携わったことがある方は必ずと言って良いほどこう感じたことがあるでしょう。
「編集、大変すぎだろ・・・」
そうなんです。動画編集作業はどれを取ってもすごく工数がかかり、「慣れたから早く出来るようになる」といった類のものではないことがわかります。
それでは、どんな編集があなたのチャンネルに必要で、どんな編集が不要かを項目別に見ていきたいと思います。
フルテロップはすべき?
編集において最も頭を悩ませる存在が「テロップをどの程度入れるか」でしょう。超有名YouTuberのヒカルさんなどは「フルテロップ」を徹底し、全ての言葉を余すことなく動画に納めています。
このフルテロップは間違いなく「不要」です。何故か?時間がかかりすぎる割に効果が薄いからです。
ヒカルさんのように10人を超えるチーム体制で分業をしているなどの万全な準備態勢が整っていないならば、間違いなく他のことに時間を使うべきです。
このフルテロップ作業は喋りの量にもよりますが、動画の時間が5分あるごとに最低でも1時間半はかかると考えていただいて構いません。地獄の作業です。
ヒカルさんは「人は文字を目で追う習性がある」とコンテンツの平均視聴時間を増やすための施策としてフルテロップを採用していることを明らかにしていますが、まずその時間でタイトルなどを工夫する時間に充ててクリックさせることを考えたほうがいいです。
↓タイトルに含めるべきキーワードフレーズなどはこちらで解説しておりますのでご覧ください。
効果音やBGMは入れるべき?
フルテロップとは反対に、間違いなく時間をかけて調整したほうがいい部分がこのBGMになります。効果音についてはフルテロップよりは費用対効果が高いものの、オマケ程度に考えましょう。
例えば映画でもそうですが、歴代で大ヒットした作品は必ず音楽が秀逸です。最近だと新海誠さんの「天気の子」などがそれにあたるでしょうか。
↓少し逸れますが「天気の子」の作中に出てくる「のり塩すご盛りチャーハン」、とっても美味しそうですよね。ラブ川食堂さんが作っていたので紹介させていただきます。
さてこのBGMですが、必ず音響調整をしてコンテンツの音量を超えないように調整しましょうね。あくまでもバックグラウンドの心地よさがあなたの動画の滞在時間を長くするのですから。
クロップや視点変更はすべき?
これも編集においてはマストな要素としてあげられます。背景には「視点変更の無い動画は飽きる」という人間の習性があるのです。
視点変更は何しも必ずカメラを二つ置くと言ったようなことではなく、部分的に一瞬だけ動画のズームを作るだけで大丈夫です。驚いた顔を一瞬画面いっぱいに見せるなどですね。
画像や前の動画の一部分などを引っ張ってくることも有効です。特にトークメインの動画では飽きさせない工夫を積極的に行なっていきましょう。
まとめ:あなたのチャンネルを生かす編集を!
以上となりますが、いかがだったでしょうか。
編集は、高度なことをする必要はありません。あくまでもコンテンツのネタ力とタイトルの惹きつけ、サムネイルの威力で再生数はほぼ決まってしまいます。
加えて検索の上位表示させる戦略として忘れがちなのが「概要欄」です。せっかくのフリースペース、どのように使ったら良いかは常に頭の片隅に置いておいてくださいね。
それでは。
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