みなさんは秋葉原の電気街に足を運んだことがありますか?
今でこそサブカルチャーのイメージが強いアキバですが、もともとは電気街として長い歴史を有する街です。
今でも総武線のガード下には、マニアックな電子部品を扱う小売店が肩を並べていますよね。
そんな電気街的なオーラを十二分に発しているのが、ものづくり・DIY系チャンネル「吉田製作所」です。
DIYジャンルのYouTuberは、スーパーチャットとの相性もいいですよね。その他にスーパーチャットで稼ぎやすいジャンルは以下を参考にしてみてください。
目次
吉田製作所チャンネルさんの基本情報
投稿者はヨシダヨシオ。顔出しはしていませんが、イラストからはふくよかな中年男性のYouTuberであることがうかがえます。
主に投稿しているのは自作PCの組み立てやジャンク品の修理動画。これが彼の特徴的なナレーションと相まって、意外と中毒性があるんです。
チャンネル登録者数も36万人(2019年12月時点)を突破。総再生回数も間も無く1億回に達するというところまできており、このジャンルとしてはかなりの人気であると言えますね!
というわけで、今回はこの吉田製作所のチャンネルに焦点を当て、その人気動画や魅力についてご紹介します。
化け物CPUを惜しげもなく投入!ロマンあふれる自作PCの世界
吉田製作所の中心となるコンテンツが、自作PCの紹介動画です。
自作PCと聞くとマニアックな世界に聞こえますよね。実際、ヨシダヨシオさんはPCに関して相当な知識量を持っていることがうかがえるのですが、彼のチャンネルにはたとえ何も知らなくてもハマれる魅力があります。
端的に言ってしまえば、それはロマンであるといえるでしょう。
たとえば、2018年には23万のモンスタースペックCPU「Ryzen Threadripper 2990WX」を購入してレビューしています。
【レビュー】23万円の最強CPU「Ryzen Threadripper 2990WX」を買ったので自慢します!www
もちろん、これは一般向けのCPUとしては最高性能の製品です。
そうかと思えば2019年には40万円のCPU「Intel Xeon W-3175X」を購入し、こちらもレビュー動画を上げています(ちなみに、後者を購入したのはTwitterで「5000RTされたら購入する」とツイートしたことがきっかけでした)。
【自作PC】40万円のIntel最強CPU「Xeon W-3175X」を買ったので自慢します!【XEON世界最強PC#01】
価格だけ見ても圧倒的なハイスペックですが、一体どんな性能を持っているのか気になりますよね。
そう考える視聴者は多かったようで、この動画ではYouTubeの急上昇一位を獲得しているんです。
ちょっとでもPCに触れたことがある人なら感じるロマンの世界。それを吉田製作所は体現しているんですね!
粗悪品やジャンク品のレビューが面白い!
もうひとつ、吉田製作所の魅力といえるのが、粗悪品レビューの動画です。
先に述べたような高価な部品をレビューする一方で、ヨシダさんは中国製品の紹介動画も多く上げています。
たとえばAmazonで購入した27円のゲーミングマウスや、1万円のミラーレス一眼など、どれも値段相応の性能なんですが(笑)コミカルに説明してくれます。
こうした中国製品やジャンク品の動画も、ガジェット好きな視聴者を楽しませてくれるコンテンツとなっています。
こうした製品、興味はあっても勇気がなくて購入できない、という人は多いと思います。
吉田製作所の動画はそういったニーズに答えてくれるはずです。
もちろん、吉田製作所の技術力は確かなもの。任天堂のゲームキューブを改造し、高性能なゲーム型のPCをくみ上げるなど、心躍る企画を次々に立ててくれるのも魅力ですね!
「破壊神ヨシダ」とは? コメント欄の盛り上がりに注目
コンテンツ自体の魅力もさることながら、吉田製作所がこれだけマニアックなジャンルで人気を博している最大の理由は、その自虐的なキャラクターであるといえます。
たとえば「ふくよかな中年男性」であることをみずから積極的にネタにしていくスタイルや、その風貌を模したイラストを制作し、果てはオリジナルグッズまで販売してしまうあたり、
動画のイメージに反して非常にしたたかなYouTuberであるといえるでしょう。

PCを組み上げる際、しばしば彼は部品を破損させてしまうのですが、そんな自分を自虐的な意味を込めて「破壊神」と評します。
実際、彼の動画のコメント欄はつねにこうしたネタで盛り上がっており、チャンネルの人気を支えるひとつの要因になっているのです。
いまや群雄割拠の様相を呈しているYouTuver界ですが、いかに優れたコンテンツをアップロードしたとしても、それだけで生き残ることは不可能でしょう。
いかに戦略的に自身のキャラクターを作り、いかにそれを自然体で視聴者に晒していくのか、そういったところに今後の可能性が見出されるのかもしれません。
吉田製作所さんと絵のタッチや厚みが似ているクリエイターとして「ゴウキボイス」系のチャンネルがありますよね。こちらの記事からその全貌を明らかにしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。
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