どうも、YouTuber分析家のヒトミです。
みなさんは、ピアニスト系YouTuberと聞いて誰を思い浮かべますか?
たとえば登録者140万人を超えるまらしぃさんに、最近頭角を見せ始めている筋肉系ピアニストのフォルテさん。
海外だとTheishterやAnimenzといったアニメのアレンジャーがで人気を博していますよね。
そんな中、ひと際異彩を放っているのが、鈴木ゆゆうたさんのチャンネルです。
それでは早速、ゆゆうたさんのチャンネルについて見ていきたいと思います。
鈴木ゆゆうたチャンネルさんの基本情報
彼もまらしぃさんと同じようにニコニコ動画出身の方なのですが、2018年5月にYouTubeのチャンネルを開設。
瞬く間に登録者数を獲得し、現在(2019年12月)ではその数75万人に達しています。

総再生回数も1億4千万回を突破し、トップYouTuberに引けを取らない認知度の一角を誇っています。
そんなゆゆうたさんの動画の特徴は、何といってもその高いアレンジ技術と、その「才能をドブに捨てた男」と評される破天荒ぶりでしょう。
単なるピアニストとしての技量にとどまらない彼の魅力は一体どこにあるのでしょうか?
そんな鈴木ゆゆうたさんのチャンネルの魅力と、人気上昇の理由について語ってみたいと思います。
鈴木ゆゆうたさんの生放送に適したピアノアレンジ
ゆゆうたさんのチャンネルは主にピアノ動画を上げているのですが、特筆すべきは彼の耳コピと即興演奏の能力でしょう。
優れた音感を持っているゆゆうたさんは、一度曲を聞けばその場でピアノアレンジを作ることができます。
もちろん、プロのピアニストや作曲家には及ばないかもしれませんが、それでも視聴者を十二分に惹きつける演奏をすることができます。
彼のフォロワーが増えたひとつの理由は、その演奏スタイルが生配信に適していた(あるいは、生配信に適した演奏スタイルを彼が選んだ)ことにあるといえるでしょう。
つまり、視聴者からのリクエストを受けてその場で耳コピ→アレンジ→演奏の形にする、というスタイルを定着させることができたのです。
鈴木ゆゆうたさんがネタに振り切った選曲
彼のチャンネルが人気を獲得したもうひとつの理由は、あえてネタに振り切ったその投稿内容でしょう。
冒頭で触れた人気のピアノ系配信者、まらしぃさんやTheishter、Animenzといった方は、アニメを中心にサブカルチャーの楽曲をアレンジしています。
もちろん、ゆゆうたさんもそうしたサブカルチャーの楽曲をいくつも演奏しており、一定の評価を受けています。
たとえば、以下の動画「【弾いてみた】Pretender【Official髭男dism】」のような時流に合わせたJ-POPも取り上げているのです。
【弾いてみた】Pretender【Official髭男dism】
ですが、ゆゆうたさんの真骨頂はもっと別、ネタ曲にあります。
このあたりが「才能をドブに捨てた男」と呼ばれる所以なのでしょうが、たとえば「一般男性脱糞シリーズ」のようなネタに全振りした楽曲がその人気に火をつけました。
【弾き語り】「一般男性脱糞シリーズ(FULL)」弾いてみた【ゆゆうた】
たしかに、これはイロモノの動画かもしれません。しかし、それだけに一部の視聴者には強いインパクトで突き刺さります。
結果的に、こうした系統の動画によって彼は他のYouTuberやAV女優、企業とのコラボレーションに成功しました。
他の配信者が扱わないようなジャンルに切り込んだことで、ゆゆうたさんは新たな視聴者を得ることができたのです。
ゆゆうたさんは編集も最低限で、工数を考えた行動を行なっていますよね。何が再生回数につながるのかについて「最低限」の編集は以下を参考にして見てください。
鈴木ゆゆうたさんから学ぶ、才能を捨てる覚悟を持つことの意義
鈴木ゆゆうたさんのチャンネルの動画から学ぶべきことがあるとすれば、それは何でしょうか?おそらく、それは才能を捨てる覚悟なのだと思われます。
たしかに彼は優れた音感を持っていました。純粋なピアノ演奏動画を上げ続けたとしても、一定の人気は得られたかもしれません。
しかし、それだけでは勝ち残ることができないのが、現在の動画配信者たちが置かれている状況なのでしょう。自宅の住所を公開し、Twitterを炎上させ、そういった騒動をみずからネタにする屈強な精神。
「才能をドブに捨てた」という評も、まさに彼の成功を裏付けする言葉なのでしょう。誰もがひとつは特技や長所を持っているはずです。
【会いたかったあの人と】この世の終わりみたいなインスタの投稿【歌ってみた】
上原亜衣さんとコラボしてバズったこちらの動画も、ゆゆうたさんだからこそなし得た一つの才能なのかもしれません。
しかし、問題はそれをどのように活かすか、ということなのではないでしょうか。
自らの才能に気づき、その才能を生かして動画を作っていくことは全ての人にできることではありません。YouTuberヒカルさんも同様に「気づいた」人物の一人なので、その作戦を以下で紹介しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。
[…] 【必読】鈴木ゆゆうたを成功へ導いたのはたった一つの覚悟だった […]
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