機材は何を使う?意外と重要なカメラの話
どうも、YouTuber分析家のヒトミです。
YouTuberとしてこれから活動していく(あるいはすでに活動している)なかで、意外と重要なのが機材の選択。
「何を撮るのか」ということも肝心ですが、「どうやって撮るのか」ということも忘れるわけにはいきませんよね。
もちろんスマホ一台あれば、小学生でも動画を撮影してアップロードすることは簡単でしょう。
しかし、意外と視聴者は「映像の向こう側」を気にしているもの。
YouTubeは映画のように没入型の映像メディアではありませんし、テレビのように一方通行で情報を発信するメディアでもありません。
もっと私的で、しかも双方向的なメディアです。
たとえ投稿者が顔出しをせず、その存在を消そうと試みていたとしても、視聴者は撮影者とカメラの気配を敏感に嗅ぎ取ろうとするでしょう。
平たく言ってしまえば、視聴者はつねに一歩引いた目線で動画を見ています。
無数にアップロードされているコンテンツのなかで、何が快適で何が不快であるのか、無意識に判断しようとするでしょう。
そして少しでもストレスが溜まると判断されたものは、ほんの数秒で「次の動画」に切り替えられてしまうのです。
そのストレスの原因となり得るものを出来るだけ排除するために、私たちは適切な撮影技法を身につけなければなりません。
今回はその最たるツールである「カメラ」にフォーカスを当て、機材選択の可能性について考えてみたいと思います。
スマートフォン、あるいはPC内蔵のカメラ:メンタリストDaiGO
コスト:★★★ 画質:★☆☆
参考動画:男女でここまで違う!理想のデート条件とは
まずは最も手軽なツールである、スマホ内蔵のカメラを取り上げましょう。
もちろんスマホで撮影することが悪いというわけではありません。事実として、チャンネル登録者数176万人を誇るDaiGOのチャンネルは、現在にいたるまでiPhone内蔵のカメラを使用しています。
DaiGOの動画は基本的に彼の書斎で撮影されています。
その浩瀚な知識から繰り出されるマシンガントークを売りにしており、またニコニコ動画の有料チャンネルへ誘導する目的もあるため、無駄に機材を揃える必要がないのでしょう。
まさにシンプルな合理主義者であるDaiGOの性格があらわれているといえます。
彼のように情報系のコンテンツを主軸とするチャンネルであれば、スマホでの固定撮影は非常にコストパフォーマンスに優れています。
ビデオカメラ:ヒカル(Hikaru)
コスト:★★☆ 画質:★★☆
参考動画:今から10分間で最も7777円に近い値段のものドンキで買ってきた奴が勝ち!!!
次に紹介するのはビデオカメラです。実を言うとビデオカメラ市場はこの10年で縮小傾向が続いており、現行のモデルも種類が限られています。
それでもSONYやPanasonicがラインナップを展開しており、価格も2万円台からと購入しやすくなっています。
さらに10万円台のモデルになれば4K動画も撮影可能で、30万円ともなれば業務用のモデルが手に入ります。
上に取り上げたヒカルのように、屋外での企画が多い場合には適しているといえるでしょう。もちろん多くの場合、撮影者を別に立てる必要があります。
ちなみに、アクションカムをビデオカメラのうちに含めるのであれば、さらに選択の幅は広がります。
むしろ市場の中心はこちらに移っているといえるでしょう。
GoProを始め多くの製品が展開されており、スポーツや旅行など一人称視点での撮影を試みるのであれば最適といえます。
ヒカルさんは最近iPhone11をメンバーに買い与えて、動画を自ら取ることの大切さを教えています。そんなヒカルさんを支える最強のマネージャー、まえすさんにスポットを当てた記事は下記で紹介させていただいております。
一眼レフ(あるいはミラーレス一眼):瀬戸弘司 / Koji Seto
コスト:★☆☆ 画質:★★★
画質を求めるのであれば、一眼レフないしミラーレス一眼を措いて他にありません。
コストはかかりますが、それでもエントリーモデルであれば5万円程度から入手することができるでしょう。
ちなみに市場としては、従来主流だった一眼レフから、よりコンパクトなミラーレス一眼への世代交代が進んでいます。
交換用レンズに関しても今後はミラーレス用のものが増えると予想されており、特にこだわりが無ければこちらの方が扱いやすくなるでしょう。
各社いずれも個性があり、いずれを買うのか迷うところです。
参考までに、Panasonicは動画撮影に力を入れており、現行モデルではDC-GH5あたりを用いているYouTuberが多いようです。
上に取り上げた瀬戸弘司の動画では、おそらくバストショット用と手元クロースアップ用のカメラが二台用意されており、編集へのこだわりを感じることができます。
こうした編集技法に関しては、また記事を改めてご紹介したいと思います。
機材が整ったら、再生回数を増やすためのチェックリストもチェックしてみましょう。下記に24のチェックリストを置いておきますのでご参考まで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。
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