どうも、YouTuber分析家のヒトミです。
炎上系YouTuberとして有名なシバター。
彼は主に他のYouTuberを巻き込んだ物申す系動画や、「○○を救いたい」といった企画動画、サブチャンネルのパチスロ実践動画などで人気を博しています。
最近では(真偽は不明ですが)坂口杏里との結婚も発表しましたよね!
そんなシバターによる初の著作『炎上商法で1億円稼いだ男の成功法則』が出版されたので、早速ブックレビューを行っていきたいと思います。
何せ毒舌が主力武器のシバターですから、いったいどんな暴露話が書かれているのか気になるところ。
今回は3つのポイントに要約してみたので、本を手に取る時間がない方も、本を購入したくないアンチの方も、ぜひご覧ください。
『炎上商法で1億円稼いだ男の成功法則』ポイント①動画には出さない本音

いきなりで恐縮ですが、シバターはこの本のエピローグでこんなことを書いています。
「この本を読んで、全く同じことを実践しても絶対に成功しません。YouTuberになりたくて読んだ人にとっては、残念ながら時間の無駄になったと思います。」
ここまで潔いと逆に好感が持てますよね。二番煎じは通用しないということでしょう。
ちなみに彼は、この本をブックオフに売るぐらいなら盛大に燃やしてくれとまで書いています。
かつてヒカキンの本を燃やす動画を上げたシバターらしい発言です。
じゃあこの本には何が書かれているのかというと、それはシバターという一個人の素顔にほかなりません。
彼が動画の裏側でどのようなことを考え、どのように実行に移してきたのかが、そういった話が書かれています。

たとえば、開巻劈頭にシバターの人物相関図が掲載されているのですが、これがなかなか面白い。
ラファエルやヒカルといった「炎上軍」や、マックスむらいに朝倉未来、果てはダルビッシュ有と某元国会議員!に至るまで(あくまでも彼目線での)関係性が書かれています。
炎上軍については下記の記事から成功要因を別途分析しているのでよければご覧になってみてください。
そんなシバターですが、性格は意外と人見知りなのだそうです。
炎上軍との関係もあくまで仕事上のもので、友達はいないと豪語します。どうでしょう、親近感が湧いてきませんか?
きっと本書を読んでシバターの見方が180°変わる方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、さきほど述べたヒカキンへの挑発動画ですが、シバターはちゃんと本人に直接許可を取った上で彼の本を燃やしたそうです。
『炎上商法で1億円稼いだ男の成功法則』ポイント②:赤裸々すぎる収入の話
「1億円」という挑発的なタイトルからもわかるように、この本ではシバターの収入面についても語られています。
このお金の話にはまるまる一章が割かれているのですが、よくあるオブラートに包んだ物の言い方はまったくされていません。
彼らしいといえば彼らしいのですが、収入源やギャランティーの話が赤裸々につづられているのです。
YouTuberの収入は憶測で語られることも多いので、これはかなり興味深い箇所といえるでしょう。
ちなみに、彼の2018年の収入内訳を記しておくと、YouTube収入が4950万、パチンコ営業収入が2750万、案件収入が数百万、YouTuberウタエルのコンサル料が数百万、楽曲提供や歌詞印税が数万~数十万。
以上しめて1億円なのだそうです。意外と案件収入って少ないようですね(それでも十分すぎる額ですが)。
そのほか、最も稼いだ動画ランキングや国税の話など、どれも一読の価値があります。
『炎上商法で1億円稼いだ男の成功法則』ポイント③:確固たるビジネス思考
本書を読むと、シバターが意外と仕事に対して堅実な考え方を持っていることがわかります。
なにせ彼自身も、自分ほどビジネスライクな考え方を持っているYouTuberはいないだろう、と書いているほどです。
シバターによると、ヒカルやラファエルのようなYouTuberは「スプリント型」で、つねに天下を取るくらいの気持ちで全力投球な人たちなのだそうです。
その一方で、彼自身は「マラソン型」。
毎年、現状維持を目標にコツコツ努力しているといいます。貯蓄にかんしても、家と車を買ったぐらいで生活のレベルはほとんど変えていないようです。
炎上系の動画でブレイクした彼がマラソンは、少し意外性があるかもしれません。
しかし、YouTuberとしては年長者の部類に入るシバターは、YouTube以前にもピアキャストやUstreamといったサービスで動画を配信していました。
そういったサービスの盛衰を経験しているからこそ、つねにYouTubeがいつ終わってもおかしくないという危機感を持ち続けているのです。
まとめ:つまらなくてもいいという突き抜け
以上、今回は新刊『炎上商法で1億円稼いだ男の成功法則』(プロレスリングシバター)をレビューしましたがいかがだったでしょうか。
シバターにとっては、本書の執筆もビジネス戦略のひとつなのでしょう。
それを嫌うアンチも多いと思いますが、逆にここまで突き抜けたYouTuberの本というのも珍しい。
まあ、つまらなかったら燃やせばいいし、というのは冗談ですが、一度騙されたと思って手に取ってみてはいかがでしょうか?
シバターさんの初期動画はこちらからご覧ください。初期動画は本当にひどいものもありますが、成り上がりの第1ページをとくとご覧あれ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。
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