さて、みなさんの長所は何でしょうか?
特定の技能や知識を持っている人もいれば、トークや企画力、人脈や資本を売りにしている人など、答えは十人十色でしょう。
もしも自分の長所が見つからないという人がいたら、ちょっと待ってください。問いを変えましょう。
あなたの短所は何でしょうか?短所なら思い浮かぶという人、おそらく多いと思われます。
ですが、それは本当に短所なのでしょうか?
あなたや世間がそう決めつけているだけで、実は人を惹きつけるのものではないでしょうか?
YouTuberは世界に身をさらけ出す職業です。さらけ出した分だけ何かしらの成果が得られるはず。
そこで今回は、世間一般には弱みとされる部分を売りにしているYouTuberをご紹介します。
コンプレックスこそが最大の武器となる好例として、きっと参考になるでしょう。
目次
滑舌悪い代表「きんふんぱーりー」

「世界一滑舌悪い」と自負する、とっしーのチャンネルです。
Siriに音声認識もされないほどの滑舌の悪さを活かし、「歌ってみた」や路上企画などを行っています。
滑舌が悪いというと、たとえば吉本芸人の諸見里大介が思い浮かぶかもしませんが、彼の実力はそれ以上。
その存在には早くから大物YouTuberも注目していたようで、過去にははじめしゃちょーともコラボして話題になりました。
2000年生まれというフレッシュな勢いもあり、現在ではチャンネル登録者数10万人を突破しています。
実は、彼の滑舌の原因は口蓋裂にあることが判明しており、一時は手術で治すことも検討したようです。
それでも、YouTuberとしての活動を続けたいとの思いから、現在のところは踏みとどまっている様子。
治すべきとの声も上がっていますが、少なくとも同じ悩みを持つ人に勇気を与えていることは間違いありません。
参考:【神回】滑舌悪い奴がマホトさんにアドバイスをもらったらSiriに音声認識されるのか?
壮絶な過去を暴露「ねこあや(かねこあや)」

「かねこあや」こと、ねこあやのチャンネル。
もともとはギャル雑誌の人気モデルでしたが、2018年にYouTubeデビューし、破竹の勢いでチャンネル登録者数40万人を獲得しました。
そんな彼女ですが、デビューから間もない頃に自身の過去を説明する動画を上げています。
それによると、彼女は結婚間近だった婚約者を亡くし、2年間引きこもり同然の生活を送っていたとのこと。
芸能界復帰の道も絶たれるなか、親友であるてんちむの誘いでYouTubeを始めたそうです。
こうした壮絶な過去を話したことで、彼女はプライベート含めて少なからず影響を被ったはず。
それでも自身のすべてをさらす覚悟を持って、一躍YouTubeのスターダムにのし上がったのです。
最近では自叙伝も出版しており、本人の言葉を借りれば「身も心も露出狂」の生き方を歩んでいることが成功の理由だったといえます。
参考:【絶対】美脚になりたきゃこれを見ろ【美脚】
あえて整形をしないという選択「まあたそ」

「岡山が生んだ奇跡の不細工」を自称するまあたそ。
主にメイク動画をアップしており、チャンネル登録者数160万人超の人気YouTuberです。
「化粧したところで可愛くならない」とうたっていますが、あっという間に変貌を遂げる彼女のメイク力は流石といえます。
フランクで飾らないトークも面白く、どこか親近感を持つ方も多いのではないでしょうか。
そんなまあたそは、子どものころから自分の顔にコンプレックスがあったといいます。
しかし高校生のときにメイク動画がバズったことがきっかけでYouTuberとなり、現在ではシングルマザーとして育児と家事に追われる傍ら動画を投稿しています。
さぞかし屈強なメンタルを持っていると思われがちな彼女ですが、それでも心無いコメントに傷つくことがあるそうです。
整形という選択肢も身近になった時代で、あえてそれを選ばないことに、彼女のYouTuberとしての矜持を感じます。
参考:【神回】車の中でも上手にメイク出来る方法思いついたからやってみたンゴ【良い子は真似するな】
まとめ:親しみを持てる存在を目指すこと
いかがでしたでしょうか。
いずれのYouTuberも、ありのままの自分をさらけ出すことで活躍しています。親近感を持つことができるというのは、YouTuberにとっては欠かすことができない要素のひとつ。
視聴者にとっても、「弱みを見せている」YouTuberはどこか好感が持てますよね。
既成概念を打ち破り、自身の弱さを最大の武器にしてみてはいかがでしょうか。
唯一無二のストーリーを作ることの大切さについては、下記の記事を参考にしてみてください。
親しみを持てる存在を目指すことは、日常の中の中毒性と似ています。さなっちさんなども参考になると思いますので置いておきます。