【コラム】YouTuberはなぜ人々を魅了したのか。歴史から読み解く本質

どうも、YouTuber分析家のヒトミです。

今更、改めてになりますが、なぜ「YouTuber」という方々は人々の心を動かし、これほどまでに人気となっていったのでしょうか。

徒然なるままですが、筆者なりの考えを綴っていきたいと思います。

そもそも、YouTubeはどのように誕生したのか

「YouTube」の画像検索結果

この事実を深掘りしていくためには、まずは歴史的な側面を読み解いていく必要があります。

YouTubeは、2005年に誕生した動画プラットフォームです。

当時のPaypal従業員であったチャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリムの三人を中心人物として、「ホームパーティの動画をみんなにどうやって配ったらいいんだ」という着想から誕生したサービスです。

そのポテンシャルに早期に目をつけたのがGoogle。翌年の2006年には、早くも買収が行われ、大企業のサービスとして発展を遂げてきました。

もともと、「身近な動画を身近な人に見せるためのツール」として誕生したんですね。

YouTubeは、人々の日常を大幅に拡張した

「日常の拡張」の画像検索結果

そんな経緯で誕生したYouTubeは、人々の生活に革命をもたらすこととなります。

「家で一人で黙々とピアノの練習をしていた」「ゲームのスーパープレイができるけど友達がいなかった」「実はスーパースローで見てみると面白い日常現象はたくさんあるけど、一人で楽しむしかなかった」

これらの「個人の日常」を、「全世界に」届けることが可能となったのです。

この事実は衝撃的でした。インターネットの普及に伴い、人々は当たり前のようにYouTubeで「みんなが過ごしている日常」にアクセスできるようになったのです。

拡張された日常は承認欲求を満たし、つながりと共感、驚きをもたらした

「YouTuber」の画像検索結果

個人の日常を発信することが可能になったYouTubeは、いわゆるギネス世界記録のような「個人が持つ特技」を世の中に発信できるんだぞといった承認欲求を煽りました。

その結果、何が生まれたか。

いわゆる「ビートボックス」「歌ってみた」「やってみた」など、個人が自分を主張することが可能な世界が誕生したのです。

当時の多くのユーザーは、ビジネスとしての着想ではなく、あくまでも一ユーザーとして「多くの人に自分の特技を見て欲しい」という承認欲求を満たすプラットフォームとして目をつけました。

ここが、YouTuberの源泉となります。

自己表現者の総称としての「YouTuber」の誕生

「ワタナベマホト」の画像検索結果

この段階で生まれたのが、YouTuberです。

当時は、好きなことを好きなだけ行い、編集も特には行わず自分の技術をひけらかす場として「バズり」が生まれていきました。

アップロードされた動画は同様に成長を続けていた「Twitter」で拡散され、より多くの人がアクセスできる環境を様々な方向から広げていったのです。

「自分でも、有名になれるかもしれない」「自分がやっていることは、意外とすごいことだったのかもしれない」

人々が抱えていたうちなる思いが、一人の表現者として認められるようになった。

これが「YouTuber」の誕生なのです。

アクセスを取るという概念を、本気で考え共有した人々。

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そうなればもう、競争が生まれていく段階になります。

「他の人よりも面白いことをやろう」「このタイトルやサムネイルだったらみんな見てくれるんじゃないかな」「検索で上位表示されるにはどうしたらいいんだろう」

これらの悩みが、一気に競争を激化させ、ノウハウと行動力を持った「第一世代」が誕生します。

いわゆる、ヒカキンさんやワタナベマホトさん、Masuoさんの世代ですね。

ここに感銘を受けて、「自分だったらもっと面白いことができる」という連鎖が生まれてきたのが、2011年から2013年の間といってよいでしょう。

のちに大御所となるクリエイターが続々と誕生し、リテラシーの高い若年層がそのポテンシャルを開花させる場としてYouTubeはますますの盛り上がりを見せます。

「自分でもできる」という見せかけのハードルが、身近さと人気を加速させた

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YouTuberという概念が世間に広まる最大の要因は、そのハードルの低さとテレビの台頭だと考えています。

映像コンテンツといえばテレビ。テレビで見ているガチガチな編集映像に慣れていた民衆は、YouTubeの動画を見てそのあまりのクオリティの差に「自分でもできる」と続々と参入してきました。

しかしながらそれは当然。圧倒的な人数と企画費、何年もコンテンツ制作に携わっているプロフェッショナルや映像をどの角度で見せたらいいのかということを熟知しているカメラマンと、

一個人が行なっているYouTube動画のアップロードとでは、そのクオリティに差が出るのは当然のことでした。やってみて「意外と大変だな」というYouTuberへの尊敬、共感が「この人たち、すごいな」と百聞は一見効果を産んだのです。

実際の作業については、どれくらい大変かということは下記の記事でまとめておりますので気になる方は見てみてください。

すぐに会える身近な存在、すでに確立された芸能界との差が距離を縮めた

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人々は「意外と難しいんだな、大変なんだな」と気付き始める一方で、「このネットアイドルのオフ会であれば、自分も参加できる」と、すごい人たちに簡単に会えたり身近な存在であることに大きな共感を覚えます。

これが、本質とも呼べるYouTuberの強みなのです。

彼らは個人事業主であり経営者でもある存在。タレントとビジネスマンを兼ね備えたハイスペックなクリエイターなのですが、年齢層が若いということもあり日本では学生を中心とした若年層に大受けしました。

また時期も非常に良かった。SNSが流行っている時期とクリエイターが巨漢力を獲得した時期がちょうど重なっており、すぐに拡散できる環境で一瞬で地位を確立したのがYouTuberなのです。

加えて、YouTuberも賢く「音楽ライブ」「トークライブ」「オフ会」「ファンフェス」と銘打った会を自ら開催。ファンの囲い込みや関係値の構築などの理論も、トップクリエイターを中心に確立されていきました。

現在では、芸能界と並ぶ存在まで成長し、その地位を確固たるものにした

「ラファエル」の画像検索結果

そんな「人気」を集めたクリエイターたちは、もはやテレビに出ている芸能人たちと変わらない影響力を持つようになりました。

好きを仕事に、から始まった世代は引き続きオリジナリティを持っていますが、現在参入しているクリエイターは一定程度のビジネス視点が必ず必要な時代となっています。

あのトップクリエイター、ヒカルさんも「現在参入するならば、スペシャリストであることが求められる」と辛辣なコメントをしています。

人気を獲得したクリエイターは、これからその可能性をどこまで広げていくのでしょうか。

下記ではこれからのYouTuberを読み解いていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

今はまさにその確変期。この世代を生きる人たちは、インフルエンサーの本質に直接触れることができる恵まれた世代なのです。

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