YouTubeの動画ジャンルはだんだんとテレビ寄りになっており、従来の「好きなことで、生きていく」といったスタイルではなくなってきました。
しかしながら一方で、自由人として企画を成立させている東海オンエアさんや水溜りボンドさんなど、マルチクリエイターとしての動画も需要は継続しています。
今回は、独創性は東海オンエアさん、サムネイルやタイトルは水溜りボンドさん寄りといったハイブリッド中堅クリエイター、PHクラスターさんを紹介させていただきたいと思います。
まずは、PHクラスターさんのチャンネルの基本的な情報から見ていくことにしましょう。
目次
PHクラスターさんのYouTubeチャンネル基本情報
「PHクラスター」は5人組の男性によるエンタメ動画を中心としたグループユニットです。
メンバーは以下の通り。

【もとき】 スポーツ万能。楽器に勉強、ゲームなど何でも卒なくこなすオールラウンダー。 みんなのまとめ役。

【ゆうすけ】 あまいマスクと面白さのギャップで、女性の心を鷲掴み。 ものづくりやセンスの良さはクラスター内随一!
【ひさと】 無邪気な笑顔と辛口なツッコミで、メンバーのボケをばっさり切る。嫌がりながらも全力で企画に参加してくれる男前!
【へいはち】 面白さでは唯一無二の存在。絵やモノマネが得意。 サングラスとキャップがトレードマーク!
【かい】 癒し系の小洒落たブタゴリラ。早口で時々何を言ってるのか誰も分からない。主にカメラマンを買って出てくれる編集隊長!
動画の内容はゲーム対決、ドッキリ、やってみた等のバラエティー系動画が中心になっています。
中でも動画の見どころは、企画にチャレンジするメンバーの東海オンエアばりのリアクションが目を引きます。
加えて冒頭の動画の中では、大人の余裕と、企画実行中のメンバーの無邪気な表情や反応とのギャップを楽しむことができます。
2020年2月現在、チャンネル登録者数は5.6万人、チャンネル動画の総再生回数1,980万回を超えている中堅クリエイターの中でもかなり勢いのあるグループユニットとなっています。
PHクラスターさんのYouTubeオススメ動画
さて、そんなPHクラスターさんですが、人気の動画をいくつかピックアップしてみていきましょう。
今回の加藤紗里さんとの報道について
加藤紗里さんと2年前から恋愛関係にあったことを告白する動画になっています。
あくまでもビジネスパートナーとして加藤紗里さんとの関係を否定していますが、真実は定かではありません。
コメント欄では、「子供たちもたくさん見てる動画に、加藤さんのあの服装、化粧で登場はないと思った。そういう事を注意できないのは、ビジネスパートナーじゃないと思うんだけど。 」
と、辛辣な意見が飛び交っています。報道に関連する動画なので再生回数は伸び続けていますね。
★リアル脱出ゲーム!?檻に閉じ込めドッキリ・・★平八観察
このチャンネルでは時々、バラエティー番組的要素を取り入れた体を張った企画も行なっておりますが、メンバー全員自己責任でやっております、と注意書きを入れた上での脱出ゲーム。
コメント欄では、「平ちゃん可愛すぎです(笑)まだまだ色々平ちゃんをひっかける動画見たいです(*ฅ́˘ฅ̀*)♡最初のもとちゃんは鍵を取るのに服で使うとこは流石と思いました(*ˊᗜˋ*)/♡ヤホー」
と、詳細な部分までファンが見てくれている様子がわかりますね。
★当たり付き風船ガムを大量!【どんぐりガムで当たりが出たら・・・金!?】★
「ゆうちゃんだーい好き💝みんなで、お笑いやった時めちゃくちゃ、爆笑しました🤣」とファンからも絶賛の動画。
トランプで引いた数字の数だけどんぐりガムを食べる動画になっています。喉に詰まらないか終始そわそわさせられますが大丈夫です。
PHクラスターさんの成功が見込まれる3つの理由
PHクラスターさんは、成功が見込まれる理由がたくさんあるのでピックアップさせていただきました。
サムネイルインパクトの強さ
サムネイルに文字を見やすく配置、補色の関係にある色をどんどんと使用し印象に残りやすいサムネイルを作り上げています。
青と黄色を組み合わせたサムネイルが多いのも特徴。季節に合わせても配色を変える戦略が使えそうですね。
ネタ構成の興味関心が高い
やってみた系の中でも、一捻りしたネタが多く見応えがあります。
何かに成功すると、別軸の何かが景品としてもらえる(上記のどんぐりガムであたりが出たら金がもらえるなど)という座組みだったり、うまくヒットする構成を行なっています。
グループユニットを最大まで活かした企画作り
そして何より、グループの強みです。2人の絵面だけを組み合わせで数えてみても、5人のメンバーそれぞれの絡みが10通りありますからね。強いです。
企画もローテーションでリアクションを楽しむことができるようなものから、人数がいないと達成できないようなものを積極的に取り入れており自分たちの強みがわかっているなあといった印象です。
歴史的にも、YouTuberはグループが強い時代になってきました。その先の出口もしっかりと理解をしておくことが大切なのかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。