今や日常で耳にしない日はない、くらいのペースで加速しているYouTuber。
最近では大手の事務所UUUMをを独立するクリエイターもちらほらと現れてきましたが、いったいどんな目的で独立を志すのでしょうか。
巷では、「事務所に手数料を取られるのが億劫になった」などの憶測が飛び交っていますが、筆者は事務所を「卒業する」という事はクリエイターのステップにとっては非常にポジテイブ、あるべきなのではないかと考えています。
事務所で学ぶべき事は何なのか、直近で独立を発表しているクリエイターはいったい何を考えているのかなど、改めて紹介させていただきたいと思います。
関根りさ、UUUM卒業を発表
ファンの間には衝撃が走りましたが、2020年4月3日、関根りささんがUUUMを独立すると発表されました。
【ご報告】実はUUUM退所しまして。
こちらの動画で語られているその理由は、「独立して自分でビジネスをしようと思っている。このタイミングで近しい友達が仕事を辞めて一緒に働けそうな環境がタイミング的にも重なったため、独立を決意した」とのこと。
もともと関根りささんは、下記の記事でも紹介させていただているようにビジネスコンテストや起業経験などがあり、ビジネススキルを兼ね備えたバリバリのキャリアウーマン気質。
女性ならではの切り口を生かした物販などの自分で行なっている事業や、クリエイターとしての活動などを今後は「チームメンバー」と一緒に行なっていくと語られました。
ある程度ビジネスの感度があり学びが大きいクリエイターであれば、関根りささんのように仲間と独立していくというクリエイターも今後増加してくるのではないでしょうか。
すしらーめんりくさんや木下ゆうかさんもUUUMから独立し、自分でクリエイター事業を行なっていくということが発表されていましたが、理由は人それぞれであっても彼らの「巣立ち」はクリエイターとしての一歩なのかもしれません。
クリエイター事務所で学ぶべき事は何なのか
UUUMを含めたクリエイター事務所は、動画収益の一部を受け取る代わりに、企業案件や法務周りのサポート、税金などのリテラシー教育、各クリエイターの動画分析から導き出されるジャンルレコメンドなどをクリエイターに対して提供しています。
YouTuberとして売り出しているクリエイターにとって、企画から編集までの一連の作業ができたとしても、いわゆる「社会人」として学ばなければならない取引のルールや制度などは自己学習が難しい領域です。
しかしながら、こういった「クリエイター事務所」へ所属することで体系的に学ぶことができるため、クリエイターにとっては「学校」のような立ち位置で社会勉強をするいい機会となっています。
一方で、これらのクリエイターがある程度社会的なリテラシーを得た後は、自分自身でクリエイター活動を行い事務所を設立したり法人化したりなどの「卒業」が行われがちです。
何の考えもなしに「手数料を取られるのが嫌だ」という考えだけで事務所から離れているクリエイターは、実は巷で噂されているほどいないのでしょう。
自分で道を切り開いていくことの大切さを改めて考えよう
トップクリエイタークラスになれば、事務所に所属していることでしか繋がることのできない法人とのコネクションが生まれたりなどのメリットがありますが、
いわゆる中堅、トップクリエイターのワンレンジ下の層にいるクラスのクリエイターたちは、自分で経営に乗り出すのが一つの正解なのかもしれませんね。
やはり、自分自身で道を切り開いていくことの大切さは、独立することで改めて実感し、成長を促進させていくものなのかもしれませんね。
一人のクリエイターとして、どんな動画を企画し、その動画は誰に向けての動画で、目標となるクリエイターは誰で、どれだけの時間を費やすのが自分の生活的に適切なのか、本業なのか副業なのかなど、様々な「人生」について考えていく良いきっかけになります。
ただ、今の時代は学校などのコースも充実しています。特に若い皆様で、一番最初からクリエイター専門の学校などに通っているクリエイターさんは、そこで何を学びたいのかなど自分の明確な意思を持つことが大切ですね。下記の記事も参考までにどうぞ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。
[…] 【コラム】関根りさも独立。UUUMから独立するクリエイターのその先は? […]
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