自宅でのパン作りは、休日に憧れる一つの趣味ですよね。
ふっくらとした食パンでサンドイッチを作ってもよし、菓子パンをおやつに作ってもよし、子供のいる家庭は一緒に作る事そのものを家族のアクティビティとしてもよし。
しかしながら一方で、なかなか自宅でパンを作るというのはハードルが高いもの。
レシピを見ても、思うように発酵しなかったり記事をどのくらいこねたら良いのかという部分は、手応えとして掴みにくいところがあります。
今回は、「パン作り」を題材としてチャンネルを運用しているクリエイター、完全感覚ベイカーさんのチャンネルについて見ていきたいと思います。
まずは、チャンネルのコンセプトや数字的な面など、基本的な情報から見ていきたいと思います。
完全感覚ベイカーさんのチャンネル基本情報

完全感覚ベイカーさんは、自宅でパンを作る方に向けて動画を作っています。
「自分自身も自宅でパンをずっと作り続けてきて、いろいろ失敗を重ねながらコツをつかんでいきました。パンは本当に独学で身に着けるのが難しいジャンルだと実体験を通して感じてきました。」
「パンの作り方、失敗の原因など、実際にお手本になるような人の手元を見てできたなら、もっと早くもっと効率的にパンの技術を身につけられていたとずっと思っていました。
でも、YouTubeの中には料理の作り方のジャンルは充実していますが、製パンのジャンルはまだわかりやすく参考になる動画が少ないように感じたので、少しでも自宅でパンを頑張る人の役に立ちたいと思い、チャンネルを立ち上げました。」
と、自分自身の体験をもとに、レクチャーとなる動画を発信していきたいというのがチャンネル開設のきっかけのようですね。
2020年4月現在、チャンネル登録者数は4万5千人、チャンネルの合計再生回数は450万回となっています。
完全感覚ベイカーさんのYouTubeおすすめ動画
さて、そんな完全感覚ベイカーさんですが、いったいどんな動画をアップロードしているのでしょうか。
いくつかチャンネルの中でも人気の動画をピックアップして見ていきましょう。
【お菓子づくり】シフォンケーキのコツを詳しく解説(Easy to make the chiffon cake)(難易度★)
この動画で紹介されているのはシフォンケーキ。難易度はそこまで高くない星一つになっています。
コメント欄では、「色んな方の動画でシフォンケーキの作り方見てますが、ベイカーさんのが一番わかりやすく、勉強になります! 休みの日に作ってみます🎵」
などと、他と比較してもわかりやすいという多くの声が記載されていますね。とっても嬉しいコメントでしょう。
【オーバーナイト法】朝の30分でパンを焼く!シャウエッセンのソーセージパン(Bake a bread in 30min at the morning)(難易度★★)
朝の忙しい時間帯であっても、しっかりとパンを焼きたい人のための動画になっています。
食べ応えのあるソーセージパンを朝から焼くことができたら、ものすごく幸せな生活になるでしょうね。
「オーバーナイト法だと朝焼き立てのパンが出来てリッチな朝食が食べられてママの株も急上昇!」と喜びの声がかず多く寄せられています。夜を超えるオーバーナイト法、斬新ですね。
【湯だね製法】お餅みたいな生地のクルミパン(Make the walnuts bread like a mochi texture)(難易度★★)
なぜか定期的に食べたくなってしまうクルミパンを、もちもちの生地に仕上げる方法を解説している動画です。
ベイカーさんからは、「今回のポイントはお餅のような食感を出すために湯だね製法を使ったところです。 家庭で簡単に湯だねを作る方法や湯だね生地の取り扱い方などを盛り込んだ内容になっています。」
とわかりやすい解説が概要欄に書かれていますね。
完全感覚ベイカーさんのTwitter(ツイッター)
完全感覚ベイカーさんは、Twitterでもそのコンテンツを情報発信しています。フォロワー数は236人とまだまだ少ないですが、コアなファンがツイッターをフォローしています。
動画をアップロードした後は、しっかりとその告知をつぶやき。「マジカルチョコリング」って、見た目も名前もとっても魅力的なパンですね・・・
意気込みとしても、パンの動画をたくさんアップロードすることでパン作りの楽しさに目覚める人が増えて欲しいという想いが込められていますね。
また、「お酒に合うパン」などの新ジャンルも開拓し、人々の共感や目新しさに対する反響などを確認しています。
まとめ:完全感覚ベイカーさんの優れている点は「趣味を教育する」というコンテンツ
以上、完全感覚ベイカーさんについて紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
自分自身の趣味を、他にその趣味を持つ人に向けて積極的に発信していくというのは一石二鳥、クリエイター側も視聴者側もWin-WInになる非常に優れているコンテンツです。
特に、テキストや画像では多くの指針が示されているが、まだ動画での教育コンテンツが少ないと言ったジャンルは、まさにYouTubeにうってつけと言えるでしょう。
やはり、「見た人に何か知識を与える」という教育的なコンテンツは、動画プラットフォームでも途絶えることのないジャンルとしてこれからも残り続けていくでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。