芸能人や芸人が続々と参入してくるYouTubeにおいて、成功する芸人や芸能人とそうでない芸人、芸能人の差は明確に分かれています。
「あれ、意外とYouTubeと相性が良さそうなのに、なんでこの人のチャンネルは全然バズっていないんだろう」
と、本来の実力と乖離したチャンネルの数字を目の当たりにして、疑問に思っている視聴者の方も少なくないことでしょう。
今回は、そんな「実力はあるはずなのに、全く伸びていない」小島よしおさんのチャンネルに注目してみていきたいと思います。
小島よしおのおっぱっぴーチャンネル基本情報

2020年4月現在でチャンネル登録者数は1.5万人、57本の動画をアップロードしており、その合計再生回数は57万回、つまりは平均1万再生の状態にとどまっています。
アップロードされている動画のジャンルは、「エンタメから教育まで」まちまち。
自宅待機を余儀なくされている現代社会において、小学生のために「おっぱっぴー小学校」なる企画を行い少し人気の兆しは見えつつありますがまだまだ。
実は2016年から動画を投稿している小島よしおさん、大きなブランクがありましたが2019年の夏からまた参入を開始しました。
小島よしおのおっぱっぴーチャンネルに足りない3つの要素
さて、そんな小島よしおさんのチャンネルに足りない要素を分解してみていくことにしましょう。
サムネイルが簡素すぎて、何を伝えたいのかがわからない
1つ目の理由はサムネイルにあります。
文字が小さい、色が多すぎる、逆に文字が何も入っていない、統一感がない。
これらの理由から、ガチャガチャして醜いチャンネルの雰囲気が醸造されており、非常に勿体無いサムネイルであると言えます。
【なぞキュラー(すうじ)】このなぞなぞがきみにはとけるかな!?キュラキュラキュラ〜!!
例えば、こちらの動画のサムネイルではまず「文字が小さくて何が書いてあるのかわからない」という致命的な欠陥があります。
ネタの内容自体は非常にキャッチーなので、勿体無いなあと思います。
低予算+変わらない画角で飽きが来る
2つ目の理由は、あまりにも低予算であることが露骨に視聴者にバレてしまっている点です。
無観客ライブのアーカイブや、ずっと同じカメラの画角での「飽きがくる」構成になってしまっています。
【フラフラフラミンゴ(タピオカ)】きみはちゃんと決めれるかな!?
例えば、上記のタピオカフラミンゴの動画などは、クロップ「アップで寄せてとる技術」+簡単な字幕の編集で、これであればむしろナイ方が面白いくらいのレベルに落ち着いてしまっています。
ちなみにこの動画は、565再生になっています。
チャンネルコンセプトがブレブレである
3つ目の理由は、チャンネルのコンセプトが一言や一目で全く理解できないということです。
いろいろなことに挑戦する「マルチクリエイター」であることはわかるのですが、一体何のネタを見せていきたいのかにまとまりをつけていく必要がありますね。
小島よしおのおっぱっぴーチャンネルが成功するためにはどうしたらいいのか

3つの弱点を分析してまいりましたが、成功するための兆しはどこにあるのでしょうか。
上記の3つについてそれぞれ補うような形で修正すれば良いのですが、現在小島よしおさんのチャンネルで行なっている「おっぱっぴー小学校」は社会貢献をテーマにしたいい題材だと思います。
高学歴な頭脳を活かして、笑いで人助けをひたすら行なっていくチャンネルなどが、小島よしおさんのブランディングなどとも一致して良いのではないでしょうか。
ただ、「ネタが面白い」だけでは、もはや視聴者はチャンネル登録や広めることをしないのです。
「面白くて、ためになる」「面白くて、斬新」「面白くて、共感できる」などの2つ以上の要素を取り入れていくことが、チャンネル再生の鍵なのかもしれません。
本人にこの記事が届くことがあるのかどうかわかりませんが、ぜひ参考にしていただけたらなと思います。
また別軸で、もっと包括的に「成功した芸能人とそうでない芸能人のチャンネルの差」について言及、分析している記事は下記になりますので、引き続き興味がある方はぜひご覧になってみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。
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